僕が仕事を辞めるまで

大学職員になりたい人の参考書を目指すブログ。

「国立大学、公立大学、私立大学の違いは何ですか?」という問いの回答がいまいち思いつかない大学職員志望の君へ

 

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国立、公立、私立。

 

 

日本の大学はその運営団体によって呼ばれる総称が変わる。

 

皆も大学受験の際は受験方法や学費の違い等、その違いに注目して入学の為の対策を練ってきたと思う。

 

 

では大学職員に挑戦する際はどうだろうか?

 

面接官から

 

 

 

「何故私立大学なんですか?」

 

 

「国立大学を選ばないのは何故ですか?」

 

 

「国立、公立、私立の違いについて教えて下さい」

 

 

 

と聞かれた時、君に答える準備出来ているか?

 

 

正直、管理人はこの質問について何の対策も練らずに面接に臨み、内定を取る事が出来た。

 

しかし、先日ツイッターのDMで相談を受け、簡単にその内容を調べてみたので記事に起こしてみた。

 

 

必要かどうかは全く分からない。

 

 

分からないが、せっかく調べたんで紹介したいし、読んでおいて損は無いので大学職員になりたい君は目を通してみてくれ。

 

 

呼び方の違いは運営団体の違い

各大学の呼び方は運営の違いによって呼び分けされる。各大学の運営団体は下記の通りだ。

 

 

国立 ⇒ 国立大学法人

 

 

公立 ⇒ 地方自治

 

 

私立 ⇒ 学校法人又は株式会社

 

 

簡単に言えば国立は国、公立は都道府県・市町村、私立はそれ以外という認識。

 

まぁ、皆何となく知ってる内容でしょう。

 

国立、公立、私立の財源について

大学運営において運営費の財源は基本的にどの大学も同じで下記の通り。

 

①学納金(入学金、学費)

②受験料収入

③寄付金(卒業生、卒業生団体等)

④病院・医療費収入

補助金

⑥事業収入(不動産等)

⑦資産運用収入

 

 

国立、公立、私立によってその財源の内訳も異なってくる。

 

国立、公立で一番比率が高いのは⑤補助金

国立は文部科学省からの運営費交付金

 

公立は総務省から交付される交付金が運営元の地方自治体経由で運営交付金として大学に支給される。

 

文部科学省総務省の違い、なぜ公立大学自治体経由で補助金を受け取っているのかは調べていないので分かりませんが、おそらく管轄等、お国の事情でしょう。

 

私立大学で一番比率が高いのは①学納金

一方私立は①学納金がメインとなっているところが多い。

 

国や自治体からの補助金が少ない分、国立、公立に比べ学費が高くなっているのはこの為だ。

 

補助金が無いわけではないが、少ないので基本的に各事業の収入元を高めているのが一般的だ。

 

 

 

もちろん、中には例外もいるだろうが、基本的にはこの傾向にある。

 

確認したい人は大学のHPに財政状況等に関する資料がアップされていないかチェックしてみよう。

 

 

大学の財政については面接でも質問されるのが珍しくない項目の一つだ。

 

是非チェックしておこう。

 

国立、公立、私立大学の違いとは?

では運営元以外何が違うのか。

 

調べた結果最も違うと感じたのはその設立背景。

 

 

設立背景、各々の教育機関としての当初の目的は下記の通りだ。

 

各大学の設立背景

国立 ⇒ 国の運営人材を育成する事を目的とした帝国大学から派生した教育機関

 

 

公立 ⇒ より地元地域に根差した人材育成を目的とした教育機関(法律に対する関心の高まり→法政大学等)

 

 

私立 ⇒ 社会の具体的なニーズに対する解決策としての教育機関

 

 

 

具体的に調べると少しニュアンスは違うかもしれないが管理人はこのように認識している。

 

 

また、その他にも下記のような違いがある。

 

国立・公立 vs 私立の特徴、違い

①学納金

→国公立の方が安い(国・地方公共団体からの補助金が多い為)。

 

②設備

→理系関係の設備が国公立の方が充実している(補助金にて一定額支給されるため)。

 

③財政

→前述の通り。

 

④教員と学生の比率

→国公立の方が教員1人に対する学生の数が少ない。

 

etc...。

 

 

何度も言うようだが、各大学によって例外はある。

 

ここはあくまでも統計的に見た話しだ。

 

結局違いは些細なもの

今回この違いを調べていく中で管理人が最も大きな違いと感じたのは先ほども述べた通り、運営元とその設立背景(目的)だ。

 

その他の授業料の違い等は正直些細な、どうでもいい違いのように感じた。

 

 

では面接官の「国立、公立、私立大学の違いは何ですか?」という質問にはどう答えればいいのか?

 

 

管理人はこのような回答にすると思う。

 

 「国立、公立、私立大学の違いは何ですか?」

各大学において正直、それ程大きな違いは無いと思います。強いてあげるとすれば運営と設立法人でしょうか。かつて、国や地元地域の人材育成を目的として設立された国立大学や公立大学。法律の知識に対する関心の高まりから生まれた法政大学のように、社会のニーズに対して設立された私立大学。過去、その設立背景の違いから国立大学・公立大学は総合的(公立は中間だろうか?)、私立大学は専門的と特徴があったものの、近年の大学に対する社会的ニーズの高度化によりその差は無くなりつつあります。他にも設備や財政等に違いはありますが、「教育と研究」という大学事業の最大の目標である<優秀人材の輩出>及び<共同研究の推進>において各校に大きな違いは無いと考えます。

 

要するに、些細な部分で違いはあれど、「大学」という組織の 大きな目標、社会的な役割は同じという方向で回答をまとめてみた。

 

 

ちょっと長いので参考にする人はより短く回答できるようにアレンジしてみて欲しい。

 

 

模範解答については管理人も分からなかったが、面接はあくまで自分の考えを面接官に伝える場なので、考え方の過程が面接官に伝われば問題無いはずだ。

 

 

この質問をされたら是非とも逆質問で正解を聞いてみたい。

 

「何故国立・公立・私立を選ばないのか?」という質問に対して

「違いは何ですか?」ではなく、上記のような質問をしてくる面接官もいるかもしれない。

 

しかしこれは「違いについて」回答する質問よりもはるかに簡単で、

 

 

「国立・公立・私立等の違いで志望校を選んでいない」

 

 

と伝え、当初述べた志望理由を短く復唱すればいい。

 

簡単な事だ。

 

まとめ

国立、公立、私立大学の最大の違いは運営元と設立背景。

 

しかし、それも含めて各大学における違いというのは大学の社会的な役割、目標を考えれば些細なもの。

 

国立、公立、私立の違いは運営方法における合理性、効率性の違いでしかない。

 

 

むしろ大学間の違いとは各大学毎の未来に向けた取り組みや学生に向けた細かいプログラム・企画にある。

 

是非とも面接を受ける前はあなたの志望校が今後学生や社会の為に何をしようとしているのか、その姿勢に注目をして面接に臨んで欲しい。

 

 

たぶん、ホームページに載ってるから。

 

 

 

 

 

 

 

載ってなかったらごめん笑。

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