僕が仕事を辞めるまで

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人事はどこを評価してる!?大学職員の人事面接評価シート50枚を徹底分析!

 

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人事は面接で何を評価しているのか?

  

 

大体想像はつくと思う。

 

管理人の高原も「志望動機の一貫性」や「面接での姿勢」等、おおよその予想をつけて面接に臨み内定を貰う事が出来た。

 

 

 

が、実際にどこが評価されたのかは分からない。

 

就職してからも明かされない、確認できないのがほとんどだろう。

 

 

 

今回はその答え合わせも兼ねて実際に人事の評価資料を多数取り寄せ、面接のどこに焦点が当たっているのか分析した。

 

 

記載されている評価コメントの中でも特に多く記載されているものや特徴的なコメントについて紹介していこう。

 

※あくまでも管理人の職場の面接評価をまとめたもの。他の大学や組織での評価とは異なる場合があるので注意。

 

質問に対する理解力・対応力はどうか?

評価シートを見ると必ずと言って良いほどこのコメントが書かれている。

 

 

「質問の意図を汲んで回答が出来ている」

 

 

合格する上で必要最低限の項目の1つだろう。

 

 

面接をしていると回答をしている内に質問が何だったのかと、緊張から聞かれている内容を忘れてしまったり、回答をしている内に話が逸れ当初思い描いていた結論とは違ったものになってしまっていたりする。

 

 

 

つまり、会話になっていない。

 

 

 

面接の際はつい「回答はサラサラと、即答をしなくてはいけない」と考えてしまいがちだ。

 

 

少なくとも僕はそうだった。

 

 

回答を急ぎ、「何か喋らなくては」と頭の整理がつかないまま話した結果、不合格なんて珍しい話じゃない。

 

 

少し時間がかかってもしっかりと質問を聞き取り、頭の中を整理する事。

 

至極当然の事と思うかもしれないが、これを意識せずに面接に臨み失敗する人が多い。

 

 

■面接官の質問をしっかりと聞き取る。

 

 

■質問の意味が分からない場合は「それは~という質問ですか?」等聞き返し、確認する。

 

 

■回答がまとまらない、思いつかない場合は回答を急がず、時には面接官に「少し待ってもらって良いですか?」等時間を貰い、落ち着いた対応を意識する。

 

 

■話過ぎない。求められたもの以上に回答する必要はないが、しっかりと濃いアピールが出来るようエピソード等でインパクトを残したい。

 

 

 

とにかく落ち着いて回答をする。

 

評価シートにコメントを載せる為にもこれは必ず意識して面接に挑みたい。

 

業界、志望大学についての分析・準備は行っているか?

面接に臨むにあたって本人が準備を行っているのかは必ず確認される。

 

それは、

 

 

①大学職員という仕事に対する理解度

 

 

②大学に対する志望度

 

 

この2つを確認する為だ。

 

 

「よく勉強している=大学職員のイメージが出来ていて、入社後もイメージと乖離無く働けそう。」

 

「ここまで準備している=その分時間を割いて努力している。相応に志望度も高いはず。」

 

 

面接官はこう考える。

 

準備に当たっては必ず大学のホームページと業界や志望大学の課題・問題点・改善点を調べ準備しておきたい。

 

 

また、評価資料で「よく勉強している」とコメントされている内定者が回答していた質問が何問かあったので事前準備の際は押さえておこう。

 

評価シートにおいてよく準備していると評価されていた質問

①大学の収入構造・財源は?

→学費や補助金、寄付金等。大学病院もある場合は医療費等も。

 

②大学のステークホルダー(利害関係者)は?

→大学に関わっている人はと考えればいいだろう。学生、教職員、卒業生OB、就職先の企業や地域住民、国民、行政等が挙げられる。

 

③大学の事業(柱となるサービス・仕事)は何?

→研究、教育等。ホームページに絶対載ってる。

 

 

特に1番最初に挙げた財源についてはよく聞かれているようだ。

 

 

 

見たところこれに答えられるだけで相当な高評価を得られているように感じる。

 

是が非でもホームページ等で目を通しておこう。 

 

論理的な思考の持ち主か?

「論理的な思考」については面接中終始チェックされるが、面接においてこれが最も露呈するのは「志望動機」だと管理人は考えている。

 

 

志望動機を細部まで作り込む事で「論理的な思考」が出来るとアピールしたい。

 

 

上記の分析・準備にも関わってくるが、志望する理由が大学で働く事に繋がっているのかどうかは重要な要素の1つだ。

 

 

「そんな事分かってるよ」と言うかもしれない。

 

 

管理人もこれについては評価シートを見るまでも無く、予想通りだった。

 

志望する内容については人それぞれなので、動機について面接官が批判する事は基本的にない。

 

 

 

しかし、その動機に至るまでの経緯についてはしっかりと説明する必要がある。

 

よって、面接においては結果(志望動機)ではなく、過程(経緯)の細部について重点を置いてほしい。

 

 

今までの経験とそれに伴い生まれた感情や考えがリンクしていれば「論理的な思考・判断が出来る」というコメントに結び付くだろう。

 

 

 

また、論理的な思考と言うのは上述の「落ち着いた回答」「事前の準備・分析」がしっかり出来ていなければ評価されない場合が多い。

 

志望動機は最初に紹介した2項目と結びつきが強く、基本的な部分だからこそ面接評価における比重は大きい。

 

志望度は高いか?やる気はあるか?

志望者のやる気は志望度にも直結しうる。

 

なので面接では常に積極的にアピールをして欲しい。

 

 

「具体的な説明やアピールが不十分。」

 

 

「積極性が強く、職員になりたいという気持ちが伝わってくる。」

 

 

「ハキハキと答えており好印象。」

 

 

本人のやる気、大学職員になりたいという姿勢についてのコメントはほぼ全ての評価シートに記載がある。

 

そしてやる気のある志望者の積極的なアピールは面接官にとって評価せざるを得ない。

 

 

 

中には恥ずかしいと思う人もいるかも知れない。

 

論理的な回答さえ出来ていれば問題ないと気にしない人も中にはいるだろう。

 

 

 

しかし、ライバルは大勢いる。

 

少しでも内定に近づく為には自身のやる気をアピールする他ない。

 

 

同じような能力の人材がいれば、最後に評価されるのは本人のやる気、なりたいという気持ちだ。

 

その気持ちを人事は決してないがしろにしない。

 

 

 

むしろ消極的なアピールで、

 

 

「人材としては問題無いが、最終的にうちに来る可能性は低い。」

 

 

と、志望度が低いと判断されればその瞬間切られると言っても過言ではない。

 

 

 

面接には時間も労力もかかる。

 

仕事をより確実に目標通り遂行する為にもより可能性の高い、堅い人材選考をするのは当然だ。

 

その基準に漏れない為にも「志望度は高い」という印象を与えるのは必至。

 

 

消極的な、気持ちの籠っていない面接に「内定」の2文字は生まれない。

 

自分の言葉で表現出来ているか?

面接で良く言われるのがこの「自分の言葉で話せている」かどうか。

 

これも評価シートには頻繁に記載されている。

 

 

面接対策は「志望動機」「自己PR」「各エピソード」等、基本的な質問の対策を中心に行いがちだが、人事が見ているのはそこだけでは無い。

 

準備してきた基本質問に回答出来た内定者の評価シートには決まって下記のようなコメントが並ぶ。

 

 

「想定できる質問には難なく回答出来ている為、本人の本質が見え辛い。」

 

 

「模範的な回答ばかり。人物像についての深堀が出来ていないので次回要確認。」

 

 

「回答は準備しているものばかり。」

 

 

 

と、読んでいて管理人も(そりゃ準備するだろうよ)と感じるようなコメントばかり。

 

それに対して人事のコメントはこう続く。

 

 

「次回以降は想定外の質問で難しい状況、質問に対してどう対応するのか確認したい。」

 

 

「次回面接は多少圧迫気味に。圧迫の際の対応を含め人物像を判断。」

 

 

「深堀を中心に、本人の人物像、対応力について次回確認。」

 

 

 

そう、奴らは基本的な質問が答えられると判断した瞬間、想定外の質問を投げつける準備に移る。

 

 

 

つまり、基本的な質問ばかり準備していてもその後の質問に回答できなければ落ちる。

 

なので想定質問は幅広く取り、どんな質問が来ても上手く回答出来る対応力を付けておこう。

 

 

様々な問題に向け準備する事で大学職員という仕事に対しての理解度が上がり、回答の内容を準備せずとも自身で考えて回答出来るようになる。

 

管理人が転職当時準備した想定質問(94問)があるので是非、基本質問しかまだ準備してないという人は参考にして欲しい(回答編も有)。

www.stakahara522.com

 

これをやるとやらないでは理解度、回答力に雲泥の差が出てくる。

 

騙さられたと思ってのぞいてみよう。

 

業務に耐えうる体力はあるか?健康か?

今回評価シートを分析していて意外と感じたのが「身体の線が細い」というコメントだった。

 

「清潔感」や見た目から来る「真面目さ」については管理人も評価対象だろうと予想していたが、スタミナ(?)等についてもどうやら確認をしているようだ。

 

以前記事の中で、業務量や精神面から来る辛さで仕事に来れなくなる大学職員がいる事を紹介したが、恐らくそういった現状を踏まえての確認だろう。

www.stakahara522.com

 

よって、面接では自分は元気である事もアピールする必要がある事を頭の片隅で覚えておこう。

 

本番では緊張により普段通りに話せなくなりがちだが、だからこそ意識をしているかしていないかで大きな差が出てくる。

 

 

 

ありがちな内容だが、①姿勢良く、②ハキハキ、③笑顔が有効である事は間違いない。

 

精神的にも身体的にも健康である事は面接で終始アピールしたい。

 

就活・転職状況は進んでいるか?

面接では他企業、他大学の選考状況もよく確認される。

 

これは面接で述べた志望動機と選考中の企業がしっかりリンクしているのか、その確認の意味も込められており、志望度についても必然的に他企業と比較される。

 

 

人事の志望度のものさしとしては志望動機がメインになるのでより志望動機に結び付いた企業に行くはずと判断される場合が多いのであまり正直に答え過ぎず、聞かれる事を想定して対策を練りたい。

 

例えば、人の成長を支えたい、教育に携わりたいと志望動機では言っていたのに受けている企業はまったく教育に関わらない企業の選考を受けていたり。

 

 

そうなると「志望動機と選考途中の企業に一貫性が無い」と判断され、志望動機に説得力や志望者の志望度、性格等について深堀され、一気に不利になるケースが多いので注意しよう。

 

また、中には選考が進んでいない、あるいは落選となった理由についても確認するケースがあるようだ。

 

 

中には回答を聞いた上で、

 

 

 

「思考の整理が出来ていない点が原因と思われる。」

 

 

 

「自身の弱みについて客観的に分析が出来ている。」

 

等のコメントが記載されているシートもあり、志望者の弱みや、自己分析力についても確認している。

 

男性は大学職員面接において若干有利?

大学職員は事務業務なだけあって女性の多い職場だ。

 

一部の評価シートでは「男性の数が少ない為合格とした」と言った内容のコメントも確認できた。

 

 

逆に女性についてはその類のコメントは見受けられない。

 

 

対策等とは無縁の話だが、採用年度によっては男性というだけで若干有利なケースもあるかもしれない。

 

まとめ

今回面接の評価シートを確認する中で感じたのは「当たり前の事が出来ている」人が内定を貰っているという事。

 

【当たり前の事】

・落ち着いた受け答え。

・大学職員の仕事に対するイメージ・理解が出来ている。

・やりたい事が明確でそれを大学職員で実現できる説得力がある。

・基本的な質問だけでなく、想定外の質問に対しても自身の意見を述べる事が出来る。

・入りたいという気持ちが伝わってくるか。

・健康か

 

このあたりだろうか。

 

人事評価シートに書かれているコメントにそう特殊なものは無い。

 

健康面についての記載は意外だったが、それ以外は正直予想の範囲内だ。

 

この中で一番大切なのは「落ち着いた受け答え」と「大学職員に対する理解力」の2つだと思う。

 

これがしっかりしていれば面接では十分戦えるはずだ。

 

当たり前の事を当たり前に出来るよう、しっかりと準備を行った上で自身の強み、やる気を大いにアピールして欲しい。

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