大学職員・高原の大学の繁忙期は主に3回。
①人の出入りが激しい3,4月。
②中途の就任時期や学校教職員の異動が多い9,10月。
③3,4月の繁忙期に向けての準備に追われる年末年始の12,1月。
3月の繁忙期も概ね落ち着き、ブログも更新できる程に回復した高原が大学職員の残業時間について紹介しよう。
大学職員の残業についての概要
高原の大学には何時までに帰れというルールはない。
なのでやりたい分だけ、残りたい分だけ残業してもいいという残業フリータイム制が導入されている。
端的に言い換えるとある程度終わるまでは基本皆残っている。
残業時間は部署によって、担当する業務によってさまざまだが、高原の肌感覚だと閑散期、繁忙期における帰宅時間は大体こんな感じだ。
閑散期・・・18~19時
繁忙期・・・20~22時
閑散期は基本的に業務量も少なく、定時(17時頃)に帰る事も少なくない。遅くとも19時には帰れるはずだ。
繁忙期は基本20時。最悪日を超す時もある。いつまでも残れる上、上司も特に止めないので最後にオフィスに一人というケースも少なくない。
残った時は携帯で音楽流しながら1人仕事するのにハマってました。
大学職員の残業時間の推移
残業時間は年度末が圧倒的に多い。
逆にそれ以外の月は、個人個人の業務量で差はあるものの、全体的にはさほど変動はない。
では具体的にどれほど残業が行われているのか。
残業は月60時間以上行うと、「健康リスクが増加する一方で、本人の幸福度は上昇する」と言われている。
そんな麻薬と化した残業をこなす薬中職員を対象にグラフを作成した。
明らかに3月に薬中残業している職員が多い。
2017年5月から2018年2月までは概ね10人前後に落ち着いているが、3月に入った途端約3倍以上の人数に膨れ上がる事から年度末は特に忙しい事が分かる。
高原もこの中の1人に含まれているのは言うまでもない。
繁忙期の60時間超残業者の内訳について
では年度末(3月)に残業を行う職員の年齢は?役職は?男女比は?
そんな声は一切聞こえてこないが、尺の問題で強引に捻じ込ませて頂きます。
全体職員数から見た60時間超残業者の割合
まず、3月に60時間超の残業を行っている専任職員は約40名。
これは高原が働くキャンパスの専任職員数の1割程度に当たる。
つまり、残りの9割については残業60時間以下。
土日祝日休みで1月の営業日が20日前後だとすると、残業は日割りで1日当たりどんなに多くても3時間。
どんなに遅くとも8時には帰れる計算だ。
繁忙期でも90%の確率で8時までには帰れる。
まぁ余りにも端的な考え方だが、大雑把に考えるとそうなる。
60時間超残業者の年齢内訳
2018年3月の高原のキャンパスにおける薬中職員(残業60時間以上)の年齢層は下記の通りだ。
20代・・・18%
30代・・・32%
40代・・・24%
50代・・・24%
60代・・・ 2%
20代の18%の内訳も全て25歳以上と主に就任3年目から薬中職員が生まれ始めるようだ。
60時間超残業者の役職有無についての内訳
役職の有無と残業時間の相関については今回の実績では下記の通り確認できなかった。
2018年3月の高原のキャンパスにおける薬中職員(残業60時間以上)の役職有無
役職有・・・50%
役職無・・・50%
まとめ
大学職員の残業は決して少なくない。
繁忙期は前職の銀行以上に働く事もあった。
しかし、メリハリをしっかり持って取り組めば、決して苦にはならないはずだ。
まだまだ業務がアナログな上に、効率化の余地が有り余る大学職員業務は自分の工夫次第、準備次第でいくらでも楽になる。
繁忙期が終わった僕は今自由を手にした。
繁忙期二度と来んな。