僕が仕事を辞めるまで

〜大学職員を目指す君へ〜より自由でストレスのない生活を求める高原の冒険録。ツイッターはこちら⇒@takasho1140

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期末間近!目標達成を見据える銀行員たちの最終コーナーの回り方!

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スンドゥブチゲうどん鍋。煮えた豚肉、唐辛子のしみ込んだトロトロの白菜を口に運び、高原家に遊びに来た高校時代の親友・橋本くんとWBCを見ながら今日の執筆活動は始まる。

 

 

スンドゥブ美味ぃ~。今日はこれが皆に伝われば僕は満足だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘だ。

 

 

2017年も2ヶ月が過ぎ、3月の上旬に突入した太陽系第3惑星「地球」。そんな惑星で橋本くんが働くパスタ屋は現在、期末決算の締め作業に向け大忙し。かくいう高原も大学職員として初めての期末業務に試行錯誤する日々。銀行時代とはまた違った忙しさに追われている。むしろ銀行員時代より残業にまみれている気がする。

 

 

正直、銀行員の期末はそんなに忙しくない。というより、人による。今日は世間一般で忙しいと言われる「期末」について、銀行員時代の経験を紹介したいと思う。

 

【本日のテーマ】

「銀行員の期末 ~橋本くんのトレビアを添えて~」

 

銀行の繁忙期 ~橋本にパスタ一年分貰った~

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期末決算はどの企業にも訪れる。営業は課せられた目標を達成する上で、期末を迎える前にいかに収益を上げられるかが腕の見せ所だ。その為、営業担当の期末前は一年に一度の繁忙期。目標達成に少しでも近づく為、何を、どこで、どうやって売るのか、営業の5W1Hについて嫌というほど上司に詰められる。

 

 

おそらく、どの企業も同じだろう。

 

 

だが、銀行はこの期末が2度来る。正確には9月末の中間決算を基準に、期が上半期と下半期に分けられる。他の一般企業については知らないが、銀行はこの上半期、下半期でそれぞれに営業目標が課されるところが多い。これが何を意味するか、皆さんはお分かりだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、2度詰められるのである!

 

 

1年の内に確実に詰められる日が、2度ある。これほど一度で2度おいしいという言葉が似合わない事柄があるだろうか?まず、そもそもの使い方が無茶苦茶なので確実に無いのだが、銀行はそんな苦笑いが止まらないような営業体制に仕上がっている。

 

ほぼ全ての銀行が中間決算日を9月末日、期末日を3月末日に設定している。6か月毎に街行く銀行員たちの顔色が悪くなるのはその為だ。

 

銀行員の期末業務! ~橋本、パスタ屋なのに会社の健康診断で小麦粉アレルギーが発覚して人事がどよめく~

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銀行員といえば貸出!と思われそうだが、期末においては銀行員の方針も変わってくる。貸出による銀行の収益は利子だ。一般的な貸付における利子も銀行の収益になるのは0.1~0.5%がせいぜい。つまり1億貸しても10万~50万程度の収益にしかならない。銀行員である以上貸出は重要な業務の位置づけだが、何千万と設定されている目標を目指す中で、ましてや期末に、それは有効な手段とは言えない。

 

 

短時間で、より莫大な収益を上げる為に銀行員が飛びつく手段はフィービジネスである。フィービジネスとは成約金額に対し、銀行の収益として~%支払いますといった手数料を貰う取引の事だ。保険や運用がこれにあたる。特殊な制約を付けた貸出もこの取引の内の一つだが、高原には難しすぎたので今回は省略する。ちなみに次回はない。

 

 

保険や運用のフィービジネスは利子に比べはるかに収益が高い。商品にもよるが、1%~10%程度の収益が見込める。利子に対して10倍近く多くの収益を上げる事が出来る。それも成約になった瞬間だ。利子のように月一回の利払日を待つことなく、一度で大規模の収益を上げる事が出来るのだ。

 

 

しかし、銀行員は直接保険や運用商品をお客さんに売る事は出来ない(法律的に)。その為、少しでも多くのお客さんの保険や運用ニーズをそれとなく聞きまわり(直接保険はありませんか!?とは聞けない)、グループ会社に連携して成約になるのを星に願う。夜、銀行員が6か月毎に空を見上げるのはその為だ。

 

焦り!期末日前に敷かれる商品のデッドライン ~橋本、夢は小説家~

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営業担当が売る商品には各々に「申込書を~までにセンターに送って下さい」といった期日が決まっている。その為銀行員は大体2か月前から売りたい商品をお客さんに紹介しておかないと申込書回収がこの期日に間に合わない。何せ、100万単位の金融商品だ。大きい買い物にはそれなりの時間が必要なのは NINTENDO SWITCH を買うか悩む高原の姿を見ても分かって頂けるだろう。

 

 

でも中には担当する全てのお客さんに商品を断られる営業担当も少なくない。こうなったら最後だ。ありとあらゆる先にゴリ押しお願い営業を連発しまくった後、灰になる。もうこれしか残されていない。日々、お願い営業を行っていた高原にとって期末は「灰になる」部分しか残されていなかった訳だが、「毎日期末を意識して営業していた」と言えば許して貰える、そう信じて疑わなかった。が、許して貰えないのが世の常だ。

 

 

その為、期末に捻じ込める案件が0になった担当から、「まじ暇やばい」というメールが送られてくることも多い。なぜ分かるかって?高原もかつてその発信源の一人だった為だ。このメールに対し、先輩から送られてくる

 

「お前もか、カフェ行こうぜ」

 

という返信を合図に、偽のスケジュールを入れ、外でティータイムにいそしむのが銀行員の期末の楽しみ方の一つだ。誰も伝えてないのに、もはや伝統に相当するの程の認知具合だ。

 

 

期末は辛い。でも辛いからこそ、夜のお酒が美味しいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の朝、6か月毎に銀行員が朝の個室トイレに駆け込むのはその為だ。

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