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【法政大学】大学職員になりたい君に贈る大学分析シリーズNo.1

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法政大学についてまとめました。

 

大学職員を目指す際の大学分析にご活用下さい。

 

あくまで参考までに。

 

※情報は2017年2月12日付のものです。

 

 

 

法政大学概要(2017.05.01付) 

学校種別)私立大学

住  所)東京都千代田区富士見2-17-1

総  長)田中 優子(2014年4月~)

創  設)1880年

設  置)1920年

在籍職員)946名

     内、専任事務職員413名(管理職96名)

     内、専任技術現業8名

     内、嘱託職員311名

     内、臨時職員214名

在籍教員)751名

 

 

【補足】

総長という校長の呼び名は「総合大学の長」という意味。明治時代帝国大学が分科大学制を取っていて、文科、法科、医科、工科等の各大学に学長がおり、各学長を束ねるのが総長だった事の名残りらしい(yahoo知恵袋より)。

 

総長の名前は必ず覚えておこう。歴代総長を確認する限り女性として初めての総長。

 

歴史

法政大学は当初法律を教える法律学校として創立された。 

 

創立から現代までの経緯は下記の通り。

 

東京法学校

法政大学は自由民権運動の高揚を受け、刑法や治罪方等、近代法制度の整備が始まった明治初期の1880年4月に、フランス法系の近代的な法治と権利義務を教育する「東京法学社」を創設した事に始まる。

 

法律を講じる「講法局」と弁護の実務訓練を行う「弁言局」によって構成されており、その実態は「学校」ではなく、学内の代言人(弁護士)事務所にて学生に弁言(弁護)業務を体験させる、弁言(弁護)技術者養成の「学社」としての特色が強かった。

 

しかし「代言人規則」(当時の弁護士法)の改正により私立の代言社(法律事務所)が禁止になり、「弁言局」は閉鎖。

 

東京法学社は「講法局」の講義を通じて法律を教育する法律学校としての性格を強め、1880年9月に本格的に開校。

 

「講法局」は翌年1881年に名を「東京法学校」に変え、東京法学社より独立した。

 

東京仏学校との合併

フランス法系の結集を図る為に「東京法学校」はフランス学普及を目的として設立(1886年)された「東京仏学校」と1889年に合併する。

 

合併後の名称を「和仏法律学校」とし、校長は歴代、日本の現行諸法典を創った法典調査会の中心人物が就任した。

 

法政大学の誕生

高等専門教育の教授を希望する学生が増加すると、文部省はそれまで個別に認可していた専門学校(高等専門教育を実施する教育機関)の基準を1903年の専門学校令の制定により統一。

 

それまでの実績が認められ専門学校となった「和仏法律学校」は認可に伴い「財団法人和仏法律学校法政大学」に改称。

 

その後、原内閣の高等教育拡散政策に基づき施行された大学令により専門学校の大学昇格が認可される。

 

1920年には「財団法人和仏法律学校法政大学」も私立大学としての認可が下り、「財団法人法政大学」が発足。ここが法政大学の設立に当たる。

 

この大学令以前の法令によって認可された大学は旧制大学と呼ばれ、法政大学もその中の1つとされていたが、1947年に制定された教育課程の大規模な改編を目的として施行された学校教育法によって現在の新制大学となった。

 

 

【補足】

法政大学はもともと、権利の意識に目覚めた近代日本人の「法律について知りたい」とうニーズを受けて作られた「東京法学社」がルーツだったという事を覚えておこう。

 

法政大学の式

東京法学校」+「東京仏学校」= 法政大学(旧名:和仏法律学校、財団法人和仏法律学校法政大学)

 

抑えるべき人物たち

田中優子

現総長(第19代総長)。

 

女性として初めての総長。

 

梅謙次郎

初代総理(現在の総長)。

 

和仏法律学校校長、のち法政大学初代総理。

 

「法政大学」と名付けた人物であり、20年間にわたり無報酬で法政大学の発展に尽力した。

 

ギュスタ-ヴ・エミール・ボアソナード

初代教頭(東京法学校時代)。

 

当時の日本にとって急務の課題だった不平等条約の撤廃のため、国内法の整備に尽力し日本近代法の礎を築いた。

 

最終帰国まで、10年間にわたり無報酬で法政(当時は東京法学校)の基礎作りに尽力。

 

ボアソナードにより培われたフランス自然法的な近代法の基本理念は、法政の「自由と進歩」の学風をつくりあげる基盤となった。

 

法政大学憲章

教育に対するニーズが高まる中、組織の原点と方向性を見失わずに社会的責任を果たしていく為に制定された法政大学の約束(基本方針)。

 

戦後、法政大学は「独立自由な人格の形成」「学問を通じたヒューマニティの昂揚」「日本人の社会生活の向上に寄与する人材の育成」という指針・学風を「自由と進歩」称してきた。

 

現在、法政大学はこの学風「自由と進歩」を「自由を生き抜く実践知」と表現し、下記のように定めている。

 

「自由を生き抜く実践知」概略(2016.04.01制定)

組織の原点と方向性は、

① 人々の権利を重んじ、多様性を認め合う「自由な学風」

② なにものにもとらわれることなく公正な社会を目指す「進取の気象」

 

それを前提に、

① 多様な視点と先見性を備えた研究に取り組む

② 真に自由な思考と行動を貫き通す自立した市民を輩出する

 

結果として、

① 人々の共感に基づく批判精神を持ち、社会の課題解決に繋がる「実践知」を創出する

② 生き抜く力を有する卒業生達と共に持続可能な地球社会の課題解決に貢献する

 

 

【補足】

「実践知」とは、目指すべき価値を実現する方法を探求する知性の事。

 

「批判精神」とは、自分で見て・分析して・判断する能力の事。ようは周りに流されないって事だと思う。

 

「人々の共感に基づく批判精神」はよく分からないが、道徳のような、個人ではなく、社会として見た時の善悪、良し悪し、受け入れられるか・られないかが判断できる能力だと思う。

 

「法政大学憲章」は最近出来たばかりで面接で聞かれる可能性が極めて高いので必ずホームページで原文を確認しておく事。

 

教育理念

① 自分の利益だけでなく、常に社会や周りに人々の為に考え行動し、社会の中で自らの価値を創造できる「市民」に育つ事

 

②社会の共感に基づく健全な批判精神を持ち、社会の課題解決に繋がる「実践知」を創出する能力を育む事

 

目標(ミッション)

法政大学憲章に基づき、法政大学は3つのミッションを掲げている。

 

① 建学以来培われてきた「自由と進歩」の精神と公正な判断力をもって、主体的、自立的かつ創造的に、新しい時代を構築する市民を育てること

新しい時代を築く上では「市民」が必要。

 

「市民」とは能動的に物事を考え、多角的視点で公正な、社会の為となる判断を行う事ができ、その上で新たな価値を生み出せる「実践知」を備えた人物の事。

 

どんな時代も生き抜こうと努力する「市民」を育てる為には能動的に学べる教育環境が必要。

 

能動的な教育環境の整備を通じ、社会の為に能動的に学び、新たな価値を生み出せる人材を輩出する事を今後目指す。

 

②学問の自由に基づき、真理の探究と「進取の気象」によって、学術の発展に寄与すること

研究において「進取の気象」は必要不可欠。

 

研究は今や国境を越え、世界規模での課題解決が主流となっている。

 

大学は目先の利益ではなく、今後の未来を見通した心理探求の研究基盤を確保しながら、世界の課題解決に繋がる「実践知」に基づく研究の支援を目指す。

 

③激動する21世紀の多様な課題を解決し、「持続可能な地球社会の構築」に貢献すること

法政大学は「自由と進歩」を常に念頭に置いた教育と、「進取の気象」で取り組む研究を通じて「持続可能な地球社会の構築」を目指す。

 

新たな価値観の創出やコミュニティの再構築、文化の多様性を重視する等、更なる研究・解明を経た自然・社会・文化の持続可能性の追求を教育・研究を通じて目指す事で地球社会の一翼に貢献する。

 

 

【補足】

法政大学は「市民」の育成と学風である「自由と進歩」や「進取の気象」を大切にしている事が分かる。

 

法政独特の呼び回しが多いのでそれぞれの言葉の定義はしっかり押さえておこう。

 

法政の3ビジョン

世界における「市民」教育の拠点となる。各分野における基礎研究から得られる実践的な研究成果によって、民主的で力強い持続可能社会を創造する源泉となる。

 

①教育のビジョン

 ・専門分野だけでなく、履修・キャンパス等の連関を高めた様々な学問を横断して学ぶ事を可能とした総合大学を目指す。

 

・教員も学生も受動的ではなく、能動的な「市民」への移行を目指す。「教える」から「能力を引き出して育てる」、「教わる」から「学ぶ」と学生の学び、成長を推進する「市民」教育の拠点になる。

 

・幅広い価値観を熟知できるグローバルな視点を持った学生を育てる。

 

・持続可能な社会の構築を可能とする様々な学問に関する基礎と応用や、その関係性について学べる文理融合型の「サステイナビリティ・プログラム科目」等の取り組みを通じて「持続可能な地球社会の構築」を目指す教育拠点となる。

 

・世界中の人々が日本について学べる国際日本学の教育環境を整備する。

 

②研究のビジョン

・持続可能な社会の構築を目指す研究の世界拠点となる。

 

・国際評価を有するユニークな研究拠点(能楽研究所、沖縄文化研究所、大原社会問題研究所)の更なる発展を図る。

 

・実践知を生かし、課題解決に取り組む研究拠点に密接に関わる大学院生を増やし、持続可能な社会の実現に貢献できる教育研究組織として世界を牽引する。

 

③社会貢献のビジョン

 ・外部諸組織との協力関係を拡大し、「持続可能な地球社会の構築」を社会に浸透させる。

 

・基礎研究を担いつつ、新しい研究上の提案をし続ける為の実践知の発信センターを目指す。

 

・地域の活性化を見据えた地域の力を引き出す手段を学べる環境を作る。

 

・学生に加え、社会人も法政の「市民教育」を世界中どこにいても学び、議論ができる履修環境を整える。

 

 

【補足】

やはり「市民教育」、「持続可能な地球社会の構築」の2点が目立つ。

 

この2点は法政の方針、目標の軸になっているので関連項目についてホームページ等をしっかり読み込んでおこう。

 

長期ビジョン「HOSEI 2030」

法政初の長期ビジョン。

2030年を1つの区切りとして法政大学の今後の方針・目標を定めたもの。

 

2016年度をもって構想及びアクション・プランの策定が完了。

現在はその実現に向けて構想、各計画の推進・実行段階にある。

 

「HOSEI 2030」構想まとめ

 ①法政大学憲章を基盤に教育・研究を進め法政ブランドを明確化。ミッション、ビジョン、SGU構想一体的な実現を目指し、社会的支持と評価を高める。

 

②校風としてきた「多様性(ダイバーシティ)」を一層広め、個人の背景(性別・国籍等)に捉われずに、個々の能力が飛躍できる大学を目指す。

 

③教育研究体制の再編成を含めた「大括り化」を進め、法政大学の特徴の明確化と多様性強化を図る。また、教育環境の公平性に留意しながら、キャンパスの再構築を行う(多摩キャンパス(一部)を市ヶ谷キャンパスへ集約等)。

 

④財政構造の改革に加え、今後の財政維持を可能とするシステム構築と、長期ビジョンの実現に向けた財政確保。

 

⑤大学運営体制並びに長期ビジョン「HOSEI 2030」の推進体制の整備・強化を通じた大学の全学的な改革を目指す。

 

構想策定タイムライン

◆構想策定段階(2014年度後半~2016年度末)

長期ビジョンの検討・提案の場として「HOSEI2030策定委員会」を設置。

 

長期ビジョンは以下3点の課題を中心に検討・策定される。

①財政基盤

②キャンパスの再構築

ダイバーシティ

 

また長期ビジョンを補助・推進する上で下記2点を実施。

ブランディング戦略会議=長期ビジョンを実施した法政ブランドの推進

・役員制度のあり方検討委員会=長期ビジョン実現を支えるガバナンス体制構築

 

2016年4月の「HOSEI2030最終報告」を経て構想策定に区切りをつけ、2016年度は構想実現に向けたアクション・プランの策定を開始。

 

16のアクション・プラン作業部会を策定委員会のもとに新たに設置し、2030年までの推進計画(ロードマップ)の作成を課題とし取り組む。

 

 

◆実行・推進段階(2017年度~現在)

「HOSEI2030」実現の為に策定されたアクション・プランの推進に当たって、HOSEI2030推進本部を設置。

 

推進本部構成員は本部長、副本部長、主席補佐、補佐、及び本部員(本部員:総長・常務理事、学部長、学校長、統括本部長、その他の総長が任命する教職員)。

 

年数回開かれる本部会議での議題は下記の通り。

・長期ビジョン(HOSEI2030)に関する方針の決定

・長期ビジョン(HOSEI2030)に関連した課題の解決に向けた施策の企画・立案

・長期ビジョン(HOSEI2030)アクション・プランの全体把握・進行管理・調整

・長期ビジョン(HOSEI2030)に関する学内外広報

 

基本的には設置された既存の委員会・部署を通じてアクション・プランの推進を図るが、いずれの既存部署にも該当しない課題が検討された際は、推進本部のもとに特設会議を設置し、短期間集中して課題解決に向けた提案・企画を行う事とした。

 

キャンパスについて

各キャンパス毎の建物、学部についてご案内。

建物については各キャンパス毎に大学のホームページリンクを貼り付け。

 

市ヶ谷キャンパス

法政大学の本部。メインキャンパスと言っても過言ではないだろう。

 

 

【建物】

www.hosei.ac.jp

 

◆覚えておきたい建物

ボアソナード・タワー(2000年竣工)

・富士見ゲート(2016年竣工)

 

 

【学部】

  法学部

  文学部

  経営学

  国際文化学部

  人間環境学

  キャリアデザイン学部

  デザイン工学部

  グローバル教養学部

  通信教育部

  大学院

 

多摩キャンパス

豊かな自然が特徴的なキャンパス。

 

EGG DOMEや多目的グラウンド等、学生の課外活動を支援する建物も多い。

 

【建物】

www.hosei.ac.jp

 

◆覚えておきたい建物

・EGG DOME(1999年竣工)

 

 

【学部】

  経済学部

  社会学

  現代福祉学部

  スポーツ健康学部

  大学院

 

 

小金井キャンパス

ITに力を入れるハイテクキャンパス。

 

マイクロ・ナノテクノロジー研究センター等を建設する等、最新技術による研究が行える、技術が学べる理系中心のキャンパス。

 

【建物】

www.hosei.ac.jp

 

◆覚えておきたい建物

・中央館(2013年竣工)

 

 

【学部】

  情報科学

  理工学部

  生命科学

  大学院

 

 

【補足】

建物については基本的にさらっと見るだけでいい。

 

大事なのは、「どこのキャンパスで働きたい?」等、キャンパスに絡む質問をされたときに各キャンパスについてのイメージがついている事。

 

キャンパスについて何も分からないのでは戦えない。

 

「最先端の研究が行われている小金井キャンパスで働きたい。「持続可能な地球社会の構築」を行う上で、必要な実践知を生み出す環境作りを支えたい。」等、キャンパスの特徴と法政が大切にしている理念が頭にあれば、それっぽい回答が出来るはずだ。

 

スーパーグローバル大学

スーパーグローバル大学とは...

 

「スーパーグローバル大学創成支援」は、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦し我が国の大学の国際化を牽引する大学など、徹底した国際化と大学改革を断行する大学を重点支援することにより、我が国の高等教育の国際競争力を強化することを目的としています。 (文部科学省ホームページより)

 

法政大学は文部科学省平成26年度スーパーグローバル大学等事業「スーパーグローバル大学創成支援(タイプB:グローバル化牽引型)」に採択される。

 

タイプBには全国の国公私立大学から93校中24校が採択。

 

法政大学の当該採択構想への申請における構想名は「課題解決先進国日本からサステイナブル社会を構想するグローバル大学の創成」。

 

構想の概要は下記の通り。

世界的な規模で多様な研究を本学に集結させ、自然環境のみならず、高度な教育を通じた安定的な経済社会の持続可能性や、長い歴史と多様な展開をしてきた文化の持続可能性を含め、日本だからこそなし得る「日本発」のサステイナブル教育の確立と発信を通じて、我が国社会のグローバル化を牽引する大学を目指します。(法政大学ホームページより)http://www.hosei.ac.jp/NEWS/gaiyo/140926.html

 

当該構想は5つの目標を制定しており、2023年までの体系化を目指して今後は推進していく。

 

目的及び概念図については下記ホームページを参照。

 

概念図

www.global.hosei.ac.jp

 

国際化についての取り組みについては下記も参照。

www.hosei.ac.jp

 

 

【補足】

世界のどこでも、どんな環境でも生き抜こうと尽力する「市民」の「市民教育」及び、「持続可能な地球社会の構築」を重要視する法政にとって国際化への取り組みは外せない要素の一つ。

 

グローバル化への取り組みについては上記リンクのホームページをよく確認する事。

 

特に下記ホームページは法政の国際事業について詳しく記載されているので要チェック。

www.global.hosei.ac.jp 

給与額

給与額については情報公開は少ないが、公開されている限り下記の通り。

 

2016年度付職員給与水準

平均給与9,858,654円

平均年齢 42.08歳

 

 40代で一本に届くか届かないぐらいだろうか。

 

昇給率や役職毎の給与水準については不明だが、上記データから見ても一般企業としては申し分ないはず。

 

直近の記念日・何周年について

2015年 法政大学野球部創部100周年

2020年 法政大学創立140周年

 

 

【補足】

上記はおそらくほんの一部です。

 

記念日や何周年の情報については面接で聞かれた事があるので念の為。

 

大学公式ホームページ上の検索画面で「周年」で検索すると見つけやすかったりします。

 

その他有効材料

・データで見る法政大学

データで見る法政大学|法政フロネシス

 

引用ホームページ一覧

法政大学 [HOSEI UNIVERSITY]

法政フロネシス~法政大学の「いま」を伝える~

法政大学 グローバル教育センター

法政大学 - Wikipedia

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